こんにちは。夫婦同時育休をとりながら家族で日本一周を計画中の、むらせ@育休パパ(@murase_ikukyu)です。
今回はイレクターパイプを使ってオリジナルの車中泊キットを作成しましたので、その手順をお伝えしていこうと思います。
ただ、結論としてあまりサイズが大きくない私たちの車(マツダのプレマシー)には、イレクターパイプを利用したベットキットは不必要でした。涙
その理由についてはこちらをご確認ください。
【車中泊DIY】イレクターパイプは必要なかった?!ミニバン以外の車中泊
今回の記事は、
- オリジナルの車中泊キットを作成したい
- 車の収納スペースを増やしたい
- 車中泊キットを安く作成したい
といった方向けに参考になるかと思います。
車中泊キットを購入しようとすると、5~6万円程度かかると思うのですが、自作すれば半額以下の2万円程度で作成できました。
また、最初は不慣れで時間がかかりましたが、私のような日曜大工もしたことない、DIYもしたことないような人間でも1日1〜2時間で2週間程度(休み休み作ったので実質1週間程度)で完成させることできました。
ベットキットの設計図の作成
まずは、どんな形で作成するのか、どれくらいの大きさなのか、設計図をおおまかに作成します。
素人はどうせ何回も書き直す羽目になるので大まかにでも構いません。笑
僕の場合は、マツダのプレマシーという車に乗っています。
運転席後ろのチャイルドシートは0歳児が乗るがっちりしたもので取り外すのが面倒なので、助手席側の後ろと3列目シートを倒した部分にベットキットを作成しようと思います!
ここでの目的は、
② どんなジョイントが必要か
を大まかに検討することです。
なので、ざっくりどれくらいの長さか計測しておいて、それから購入するといいと思います。
ホームセンターが家の近くにある方は、少しづつ購入していったほうがロスは少なくなるかと思います。
(ちなみに僕の家はホームセンターが近いので、4・5回くらい通いました。笑)
イレクターパイプ・パイプカッター・ジョイントを購入する
そもそも、イレクターパイプってなんじゃい、という感じですよね。
私もそうでした。笑
たまたま妻の知り合いで、自分で車中泊キットを作っている人がおり、
その人がイレクターパイプで作成していたので教えてもらいました。
簡単に言うと「鉄パイプでできた物干しざお」 みたいな感じです。
普通にホームセンターに売っています。
カラーはクリーム色とブラックの2種類で、長さがいろいろあります。
長いほどお得に購入できます。が、あんまり値段も変わらないので、自分がカットしやすい大きさを選ぶのがいいと思います。
(75cmが2本必要なら、150cmを購入すれば1回のカットで済むし、60cmが必要なら、最初から60cmにカットされているものを購入したほうが楽です!)
ジョイントも、カラーは上記2色あり、繋ぎ目の部分やコーナーの部分など種類が豊富です。
値段は1つ90円~250円くらいの幅があり、100円台の商品が多い印象です。
その際に、「イレクターDIYハンドブック」が無料で置いてあるので、
1冊持っていると便利かと思います。
これには、ジョイントの種類や、ジョイントの各々の長さが記載されているので、
イレクターパイプをカットする際に非常に重要になってきます。
(ちなみにこれ、あんまり置いてありません!見つけたらGETしておいたほうがいいです!)
イレクターパイプをカットして土台を作る
イレクターパイプをカットするパイプカッターがAmazonで4000円くらいで売っています。
ラチェット機能が無いものは1500円くらいから売っていますが、ラチェット機能がついている方が力をかけずに切断できるのでお勧めです。
(ちなみに僕は最初、力任せに切断していたら、1日で腕が筋肉痛になりました…。)
あとは図面通りに切断していくだけです!
が、最初はなかなかうまくいきません。
僕がうまくいかなかったのは、
② ジョイントの大きさを計算に入れていなかった
という2点です。
それぞれ詳しく解説していきます。
ここで切断しよう!と思ったところから位置がずれる
これは、最初から力を入れて切断しようとすると、切断面がずれていき
ちょっとずつ最初の切断面からずれていきます。
ですので、まずは力を入れずにパイプカッターを回してイレクターパイプに軽く切り込み跡をつけてから徐々に力を入れて切断するのをお勧めします。
そうすれば、切断面はずれずに、自分の思った場所で綺麗に切断できます。
ジョイントの大きさを計算に入れていなかった
これはまさに先ほど書いた、イレクターDIYハンドブックに記載されている「ジョイントの長さ」を無視した結果となります。
だいたい3cmずつくらいずれてくるので、大きさが合わなくなってしまいました。
最終的に、何か所もカットし直すはめになりました…。汗
ついに土台の完成!
そんな困難を乗り越えながら、トランク部分(3列目シートも含む)が完成!!
で、このあたりでようやく気付いたのですが、土台は多少小さくてもよいということ。
土台の上に板を乗せるので、土台が幅のMAXじゃなくてもいい訳なんです。
まぁ、普通の人なら最初で気づくと思うのでおそらく心配はありませんが…。
ただ、私の場合はトランク部分のベットの下は収納スペースにしたかったので、
できるだけギリギリにしました。
そして、2列目についている0歳児が乗るチャイルドシートはいちいち取り外すのが面倒なので、左側のみ倒してその上にベットの土台をを作成しました。
こーやって自分の好きな風にデザインできるのがオリジナルのいいところ!
あとは、ジョイント部分とイレクターパイプをガムテープで固定します。
ここまでで使用したお金は、
商品 | 金額 |
イレクターパイプ | 5,163円 |
ジョイント | 4,363円 |
パイプカッター | 3,999円 |
手袋×2 | 440円 |
ビニールテープ | 110円 |
合計 | 14,075円 |
ちなみに、イレクターパイプも、ジョイントも、たくさん余りましたw
まぁ、また何か違うもの作るときに利用します。
(これがなかったら、もう2,000円くらいは節約できたはず…)
ベニヤ板にクッション材を挟んでソファ用のシートで巻いてガッシャンする
ここでもまずは計測です。
どれくらいのおおきさの板にするのか、事前に測ってから材料を買いに行きます。
設計図をもとにホームセンターへ!
ここでベニヤ板とクッション材を購入します。
ここでベニヤ板1枚(1,580円)と
クッション材(2cm 2,074円)を購入。
さらにベニヤ板のカットも1カット50円でやってもらえるとのことでしたので、
こちらでカットをお願いしました。(4カットで200円)
金額 | |
計 | 3,854円 |
合計 | 17,929円 |
次に生地を購入しに行きます。
生地は、ソファ用の生地があったのでこれを購入!
生地は、耐水性だったりメーカーの違いだったりで種類も多いので、
店員さんに特徴を聞いて選択するのがいいと思います!
大きさは3m購入しました。
また買いに来るのも面倒なので、大きめに購入しておくといいと思います!
1,180円×3mで3,540円になりました。
こちらを購入して実際にベニヤ板に合わせてカットしていきます。
カットは、ベニヤ板より少しだけ大きめに切ることにより板の角を覆う形にしていきます。
生地は、ベニヤ板とクッション材を内側に折り込むので、さらに大きめにカットしていきます。
正確には測っていませんが、片側10cmくらい余裕を見ておけばいいと思います。
カットした生地で、クッション材を包みながら裏側をタッカー(でかいホッチキスみたいなやつ)で止めていきます。
今回は、後輩がタッカーを持って手伝いに来てくれたので僕は購入はしていませんが、ダイソーで300円で売っていたり、後輩も3,000円くらいで購入した、と言っていました。
(ダイソーのものは少し力が必要とのこと
これを4枚行ったのですが、結構大変でした…。
後輩に朝から手伝ってもらって、2時間くらいかけてすべてのシートを完成させました。
これを全部並べたら完成!!
ちなみに、普段は助手席の後ろに長男が座るので、シートは後ろのトランクに重なるようにしました!
ちょうど同じ大きさのシートを2セット作成したので、きっちり収まります。
ベットキットの組み立てにかかる時間はだいたい3分程度です。
全部合計すると、21,469円でした!
こうすることにより、ベット下に収納スペースが生まれるのです!!
そこに100均で購入したボックスを当てはめると…
こんな感じ!
イレクターパイプで作成したことにより、今後もいろいろ作れそう!
時間があればやってみてもいいと思います!
以上!!
長々と読んでいただきありがとうございました!
こいつとルーフテントを合わせて、日本一周だーーーーーーい!!
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